支援キャンペーン第2弾 : 10月23日(木)まで
詳細・ご支援はこちらをご覧ください ↓↓↓
https://for-good.net/project/1002353
「Education 4 Gaza / ガザに教育を」とは
「Education 4 Gaza / ガザに教育を」は、ガザの子供達の教育と心のケアを行う現地プロジェクトです。長期間の避難生活を送る子供たちが勉強を続けられる環境を整え、心理的精神的ケアをする活動を行っています。
この活動はガザ市民の方達によって2024年5月からガザ地区南部ハーン・ユーニスで始まった、子供達のための支援プロジェクトです。
スローガンは「パレスチナ人にとって教育は衣食住と同じく必要不可欠」
イスラエルの爆撃による学校施設の体系的な破壊という状況の下、過酷な避難生活の中でも子供たちの未来を守る教育の機会を提供するために実施され、フランスと日本からの支援金によって運営を支えています。現在4歳から15歳までの子供達約1500人が対象となっていて、食糧事情が大変心配される中、食事の提供も行われています。
具体的な活動内容・支援実績
2024年5月の開始時は対象の子供達50人から始まりましたが、フランスと日本からの支援金(2024年11月以降1500万円以上)により対象人数が約1500人に拡大し、ハーン・ユーニス=マワシ地区の避難キャンプの中で組織的に運営されています。
授業は基礎科目であるアラビア語、算数、科学、英語の4教科の授業を行い、また、心のケア・トラウマの回復になる活動も行なっています。
活動紹介動画
こちらは2025年8月にガザより送られてきています。フランス語字幕以外の編集はすべて現地で行われています。
翻訳はこちらからご覧ください :
https://for-good.net/project/1002353/activity/detail/8935#main-report
ガザからの言葉
「教育はきわめて重要です。子供たちの権利と未来を守るために学校を設立しました。子供たちにとって教育は重要な武器です。権利を守り、自由を獲得するために、子供達の支援が必要です。皆さんはトンネルの先の希望です。子供たちのために力をかしてください」 アムジャド(ワタン青少年センター)
「子供たちに教育の時間を与えることによって、子供たちを支配している空爆への恐怖や不安を軽減、緩和することができます。また、戦争で奪われた子供らしい時間を少しでも取り戻すための試みも行なっています。」
「状況は非常に厳しく、飢餓が私たちの子どもたちや家族を脅かしています。しかし、皆さんの連帯は、私たちが孤立しているのではないことを思い出させてくれます。「Education 4 Gaza」はまさに、子どもたちの命、尊厳、そして未来を守るための道なのです」 アブデルハリム・アブサムラ(パレスチナ人権センター(PCHR))
「子どもたちの教育を軸に地域が団結することによって、未曾有のジェノサイド戦争の下でも共に生き延び、抵抗し続けるための力となっています。世界中の教師や指導員、アーティストの皆さん、どうかこの「スムード(不屈の抵抗)」に加わってください。これはイスラエルの虐殺の企てにも屈しないパレスチナ人民の強靭さを示す、誇り高い抵抗のかたちなのです。」 ワタン青少年センター
実行者について
私たち配給団体Shkranは、2023年12月よりガザについてのドキュメンタリー映画『ガザ=ストロフ −パレスチナの吟−』の配給を通してパレスチナ・ガザへの理解を深める活動をしています。「Education 4 Gaza」はガザ市民であり、映画の中で案内人を務めるパレスチナ人権センター(PCHR)のアブデルハリム・アブサムラさんが中心的に関わり、本作監督のサミール・アブダラに声をかけ、フランスでは複数の団体が参加する大きな支援キャンペーンが立ち上がりました。私たちは友人である監督とアブデルハリムさんの意思に連帯し、日本からも直接支援できればとの思いで日本版支援キャンペーンを立ち上げました。2025年春に行った第1弾では全国から230万円以上のご支援をいただきましたが、継続的・安定的な支援のために、支援キャンペーン第2弾立ち上げました。
応援メッセージ
川上泰徳氏(中東ジャーナリスト)
(抜粋)ガザの人々が決して絶望に打ちひしがれているだけでなく、自ら社会を復興させ、再生させようとする思いが、この子供教育支援プロジェクトにつながっていると考えます。 私はこの支援を一人の市民としての行動と考えています。ガザの人々は1年半にわたって、イスラエル軍による国際法や国際人道法違反の戦争犯罪が続いていることについて、世界から見放されているという思いを抱いています。 日本を含む世界の政府が攻撃停止に向けて本気で動かないことを批判しつつも、世界の市民がガザの悲劇を見放さないで、手を差し伸べる行動を探る必要があると思います。その意味では、このクラウドファンディングは日本の市民をガザの市民につなげる回路の一つだと考えます。
早尾貴紀氏(パレスチナ/イスラエル研究)
(抜粋)ガザ地区の社会全体はすでに完全に破壊されてしまいました。子どもたちの教育と心理ケアは、言うまでもなく喫緊の課題です。このことに関して、ガザ地区を長く見てきた研究者としては、国際社会と日本の責任もあると言わなくてはなりません。(中略)
私たちは、ガザ社会の壊滅を、天災のように語るべきではないのはもちろん、イスラエルの異常な残虐さのせいだけにするべきでもありません。私たちは、ガザ地区の子どもたちに対して、こうした状況を生み出してしまったことについて、責任を果たさなくてはなりません。
このプロジェクトはそうした誠実な取り組みであり、私も微力ながら関わりたいと思います。
メディア掲載
・国際報道2025(NHK) 10月6日(月)放送予定https://www.web.nhk/tv/an/kokusaihoudou/pl/series-tep-8M689W8RVX/ep/LG4KMXGG45
・朝日新聞 「テントが教室がわり ガザの子どもたち支援を 日本から寄付呼びかけ」(2025/9/28)
https://digital.asahi.com/articles/AST9X3390T9XOXIE035M.html
・毎日新聞 「「希望」つくる」 (2025/10/2)
https://mainichi.jp/articles/20251002/dde/012/070/017000c
・「ガザで市民による子供たちの教育支援プログラム 日本でも支援の動き」川上泰徳氏(中東ジャーナリスト)https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/315a0f7aa4528ef7174661f710b8dc3de297b5dd)
支援キャンペーン第2弾 : 10月23日(木)まで
詳細・ご支援はこちらをご覧ください ↓↓↓
https://for-good.net/project/1002353
最新の活動は上記サイト「活動報告」からご覧ください。定期的にガザからの報告をお伝えしています。
市民同士が繋がることにより可能になった、ガザへの直接支援。ぜひ、多くの方に知っていただき、ガザの子供たち、ガザ市民の方たちの支えとなる支援を日本からも届けられたらと願っています。どうぞよろしくお願い致します。
参考)
・ 支援キャンペーン第1弾
https://for-good.net/project/1001689
・ フランスの寄付サイト
https://www.helloasso.com/associations/les-quartiers-s-en-melent/collectes/education4gaza-2eme-annee
・ 『ガザ=ストロフ −パレスチナの吟−』
https://lime010328.studio.site/
https://x.com/Gaza_strophe
・ 「ガザ・フェイス 私たちは数じゃない!」
https://gazadesvisages.com/
https://www.instagram.com/gazavisages/?hl=ja

