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ガザ南部の生命線ナセル病院を守るための公開書簡にご署名下さい

(以下は、Instagram@sirutobillaにて発信された投稿の内容をもとに掲載しています。)

ガザで続く攻撃により地域の病院は負傷者で溢れかえり、壊滅的な医療崩壊が目前に迫っています。中でも「ガザの医療の最後の砦」と言われるナセル病院は、現在、砲撃の標的とされ、占領軍から強制退避を命じられる中でも治療を続けています。 本記事では、ナセル病院の現状とともに、国際社会に向けて発信された公開書簡の内容、署名アクションの方法を紹介します。

NASSER HOSPITAL UNDER ATTACK

Please support the open letter to save the Nasser Medical Complex, the last functioning medical facility in southern Gaza.

ガザ南部ナセル病院で、いま何が起きてる?

ガザ南部で唯一、包括的な医療サービスを提供し、ハン・ユニスおよび中部地域の約100万人のパレスチナ人に医療を提供しているナセル病院が、イスラエル軍の包囲により崩壊の危機に瀕しており、このままでは数日中にも閉鎖を余儀なくされる恐れがあります。

院内の医療従事者たちは壊滅的な状況下で、壮絶な飢えと疲労に耐えながらも献身的な治療を続けています。世界保健機関は「当病院の喪失は、すでに壊滅状態にあるガザの医療体制の完全崩壊を引き起こすだろう」と警告しています。

ナセル病院を失うということ。

ナセル病院はガザに残された最後の高度医療施設であり、ここが機能停止すれば、ガザは以下の重要な医療機能をすべて失うことになります。

●外科手術 ●がん治療 ●集中治療 ●透析治療 ●血液銀行・輸血サービス

現在、490以上の病床と重大外傷ユニットが危機的な状況にあります。ナセル病院とアル・アマル病院が失われれば、人口約200万人に対し、利用可能な病床数は1,400床以下になり、もはや負傷者の治療も、出産も、蘇生も行えません。

これは、占領軍によるパレスチナ人への生存そのものに対する攻撃です。

ナセル病院看護部長からのメッセージ。

状況は非常に深刻です。占領軍が病院のすぐ傍まで迫っています。以前の侵攻では、現場で同僚の看護師たちが処刑されるのをこの目で見ました。中には拷問の末に死亡した救急隊員もいました。そして未だ、30人以上の職員が拘束されたままなのです。

運び込まれる大量の負傷者の多くは、“支援物資配給地点”から来ています。

すでに死亡している人もいれば、院内の悲惨な状況のために亡くなる人もいます。全病棟が患者で溢れ返り、空いている病床は一切ありません。また、私たちが受け入れている患者の95%が急性栄養失調です。病院の血液バンクもほぼ完全に枯渇しています。ドナーでさえ貧血や栄養失調で血液を採取することができません。『我々は国際社会に対し、ナセル病院の保護のための緊急介入を求めています』

ナセル病院に勤務する英国人外科医からの報告。

イギリス・フランス・カナダへの公開書簡に署名する

目次

公開書簡の主旨

イスラエルによるナセル病院への攻撃の即時中止の要求・人道支援物資の安全なアクセスの確保・武器禁輸の推進・恒久的停戦の仲介に尽力することなどを求め、イギリス・フランス・カナダへ送る公開書簡です。

署名方法

こちら から署名ページにアクセス

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  • 署名完了後に寄付の画面が出てきますが、寄付は任意です。スキップ可能です。

公開書簡の和訳

ガザ南部にあるナセル病院が差し迫った脅威に晒されています。イスラエルの戦車が門前に迫っており、世界保健機関(WHO)はこの病院の崩壊を警告しています。
この施設は200万人以上のパレスチナ人に医療を提供しており、すでに180%の収容能力を超えて運営されていますが、補給物資の安全な搬入経路は存在しません。
医療スタッフは患者の命を繋ぐために、自らの血を提供するような事態にまで追い込まれています。

この病院が爆撃、砲撃、あるいは破壊されることになれば、それは数千人の死亡宣告であると同時に、すでに壊滅状態にあるガザの医療体制にとって致命的な打撃となります。
私たちはイスラエルが次々と病院を機能停止に追い込んでいく様子を、恐怖と怒りをもって見守ってきましたが、国連の報告書には「パレスチナの病院が国際人道法上の保護資格を失った証拠はない」と明記されています。

にも関わらず、各国政府からは実質的な行動が見られていません。
私たちは、皆様の政府が今すぐにこの残虐行為を止めるために、あらゆる外交的、法的、経済的手段を用いることを強く求めます。

具体的には以下を要請します:

・ナセル病院およびアル・アマル病院への攻撃を容認しないことを、明確かつ公に宣言すること
・イスラエルへのすべての武器供与を即時停止し、人道法違反に対する国際的責任を支持すること
・医療および人道支援物資の安全かつ持続的なアクセスの確保を求めること
・双方向の武器禁輸を推進し、即時かつ恒久的な停戦の仲介に尽力すること

今、世界が注視しています。#AllEyesOnNasser という言葉は、単なるスローガンではなく、行動を求める要求です。
この瞬間の道徳的明瞭さは、否定しようのないものです。

市民が、ジェノサイドを阻止するために海を渡り、行動しなければならないなどということがあってはなりません。
私たちの政府には行動する責任があります。
歴史は、どの国の指導者たちが命を守るために立ち上がったのか、それともジェノサイドの前に共犯であるかのごとく沈黙を続けたのかを記録するでしょう。
どうか、ナセル病院を壊させないで下さい。
これ以上、パレスチナ人が殺されるのを見過ごさないで下さい。

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ガザ南部最後の生命線であるナセル病院が崩壊の瀬戸際にあります。イスラエル軍の砲撃が病院のすぐ近くまで迫っており、このままでは閉鎖を余儀なくされます。 ナセル病院の医療従事者たちは、自らの血を患者に提供するほどに絶望的な状況で治療を続けています。 病院が機能停止すれば、何百万人もの人々が医療を受ける手段を完全に失います。 この残虐行為を止め、イスラエルに圧力をかけるため、実効的な制裁措置を講じて下さい。

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●イスラエルによるガザの医療施設および医療従事者に対する攻撃を強く非難すると共に、即時中止を求めて下さい
●イスラエルの国際人道法違反について適切な国際的責任の追及を行って下さい
●医療および人道支援物資が阻止されることなくガザに安全かつ円滑に届くよう、アクセスの確保に尽力して下さい
●イスラエルに対し恒久的な停戦を求めると共に、軍事占領の終結を最優先とする外交的取り組みを主導して下さい


参照元投稿リンク

📌Health workers Alliance for Palestine @ha4palestine
https://www.instagram.com/p/DKrm1xjgVJM/?igsh=NWx4NDlqZDIxdHpw

📌CALL 2 ACTION NOW @call2actionnow
https://www.instagram.com/p/DK02iZii8qc/?img_index=1&igsh=MWs2b2cycW92NHZxOA==

📌Medical Aid for Palestinians @medicalaidpal
https://www.instagram.com/p/DKxhdqqIAZl/?igsh=YmMxbHM1MnhraThx


情報提供・協力

🇨🇦Health workers Alliance for Palestine (パレスチナのための医療従事者同盟) @ha4palestine

🇯🇵Japan Healthcare Workers for Palestine (パレスチナのために行動する医療従事者+) @japanhcw4palestine


発信元

@sirutobilla

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