ガザ地区北部のカマル・アドワン病院で、80日以上にわたる包囲攻撃という異常事態を、院長として耐え抜いたフサム・アブ・サフィヤ医師。2026年7月2日、550日以上となった拘留の中で、医療放棄・拷間・虐待による著しい衰弱が弁護士によって確認されました。アブ・サフィヤ医師は、違法に勾留されている83人*の医療従事者たち、9,000人以上の被拘束者のうちの1人です。私たちは今こそ、全ての拘束されているパレスチナ人に連帯を示し、彼らの解放の実現のために行動を起こしましょう。
私たちにできること

PHM署名
AVAAZ署名

外務省へ意見
https://www2.contact.mofa.go.jp/form/pub/mofaj/feedback
首相官邸へ意見
アクション参考




以下、これまでの経緯を詳しくお伝えします。

イスラエル刑務所での医療従事者たちへの壮絶な拷問
PHRI (人権のための医師団・イスラエル)によれば、拘束されているパレスチナ人医師アブ・サフィヤ医師の弁護士であるナーセル・オデ氏との最新の接見の際、アブ・サフィヤ医師が本人とすぐに認識することが困難なほど広範な重傷を負わせられており、拷問による死を恐れていることを明らかにした。
弁護士の供述より「最新の面会中の様子について」
本人とすぐに認識するのが困難な状態。頭部、目、耳、首に新しい重傷あり。面会時、手足を鎖でつながれた状態で顔を覆った看守に連れてこられた。呼吸もままならない様子。極度に衰弱しており、支えなしでは座っていられず倒れ込んでしまう。何度も意識を失いかける。ハンマーや棒で暴行を受けた。最高裁の審問後に刑務官から襲撃され、2026年6月24日以降は、日常的に殴打されている。
弁護士の供述より「アブ・サフィヤ医師の最新の訴え」
私に会えるのはこれが最後だ。
彼らは私を殺すためにここに連れてきたのだ。
生きてここを出られるとは思えない。
これで終わりだ。
“This is the last time you will see me.
They brought me here to kill me.
I don’t see myself surviving.
This is the end.”
〜DR. HUSSAM ABU SAFIYA TO HIS LAWYER, AS REPORTED BY PHRI, 2 JULY 2026

彼の唯一の罪状は「患者を見捨てなかったこと」
アブ・サフィヤ医師は、病院を去る最後の瞬間まで、イスラエルに平伏しなかった。決して自身の患者たち、同僚たちを見捨てなかった。
イスラエル政府による「ガザ北部における民族浄化計画」が遂行された2024年後半、一時は北部で機能している最後の主要医療施設となった、カマル・アドワン病院の院長を務めていた。
カマル・アドワン病院急襲の後、悪名高い刑務所へ
2024年後半、80日以上に及ぶ戦車やドローンによる包囲と爆撃の中でも、彼は病院の運営を諦めなかった。患者や新生児が取り残されている状況下で、イスラエル軍の脅迫に屈せず、退避命令を繰り返し拒否し続けた。
2024年12月27日、イスラエル軍が遂にカマル・アドワン病院を急襲、アブ・サフィヤ医師を拘束。
彼はパレスチナ人被拘束者への虐待で悪名高い軍事基地「スデ・テイマン」に連行される。その後も、複数の刑務所間を転々と移送させられてゆく。
560日以上に及ぶ監禁と壮絶な拷問を時系列で追う
🔻2024年12月27日
イスラエル軍がカマル・アドワン病院を急襲し、アブ・サフィヤ医師を拘束。病院は機能停止に追い込まれた。アブ・サフィヤ医師はスデ・テイマン(悪名高い拷問刑務所)へ連行された。
🔻2025年2月
アブ・サフィヤ医師はイスラエルの法律によって「不法戦闘員」に指定され、起訴や裁判なしでの拘留を行われることに。
🔻2026年3月
国連の人権専門家らが、「深刻な拷問」の報告を挙げ、アブ・サフィヤ医師の釈放を改めて求めた。
🔻2026年4月
アブ・サフィヤ医師の行政拘禁が再び延長される。人権団体が拘束されているガザの医師らの釈放を求め、最高裁判所に申し立てを行う。
🔻2026年6月
アブ・サフィヤ医師は独房に収容される。弁護士は、この事態を、拘束に対して異議を唱えたことへの報復措置であると指摘している。
🔻2026年7月2日
弁護士のナーセル・オデ氏がアブ・サフィヤ医師と面会し、生命に関わる重傷を負っていることを記録。PHRI(人権のための医師団・イスラエル)は、彼の命が差し迫った危険にさらされていると警告した。

人道的な責務を果たす医療従事者たちを罰する戦略
イスラエルは病院を爆撃して機能不全に陥らせるだけでなく、破壊されゆく病院をなんとか稼働させ続けたり、患者の救済に尽力するために現地にとどまろうとする医師や医療従事者をも標的にする。
こうした行為は、医療提供機能を無力化し、ジェノサイドや封鎖、医療システムの完全な崩壊が続く中で人道的な責務を果たそうとする医療従事者を罰するという、意図的な戦略を反映している。
医師の殺害に見るガザの医療に対するより広範な攻撃
医師や医療従事者が拘束・殺害されるとどんなことが起きるのか?
⚠️手術や集中治療が困難になる
⚠️慢性疾患患者の治療が困難になる
⚠️感染症が拡大する
⚠️妊婦・新生児の死亡率が高まる
⚠️医療提供能力が著しく低下する
パレスチナ人医療従事者に対する攻撃は、ガザ地区の医療体制を破壊するためのイスラエル政府による明確な軍事作戦の一環である、と国連も認定している。
壮絶な拷問により命を奪われたパレスチナ人医師
ガザの病院内や医療活動中に拘束され、イスラエル軍の拘束施設で拷問を受け、殺害されたパレスチナ人医師たち。
Dr. Adnan Al-Bursh
アル・シファ病院の整形外科部長であったアドナン・アル・ブルシュ氏は、2024年4月、オフェル刑務所で拷問により殺害された。
Dr. Iyad al-Rantisi
カマル・アドワン病院の産婦人科部長であった、イヤド・アル・ランティシ氏は、2023年11月の拘束から1週間後、シクマ刑務所内のイスラエル治安当局の尋問施設にて拷問により殺害された。
リファレンスソース
*Euromed human rights monitor
https://www.euromedmonitor.org/en/article/7076/Red-Cross-demanded-to-visit-Hussam-Abu-Safiya-and-Marwan-Al-Hams-amid-torture-reports,-concern-for-their-lives-in-Israeli-custody
*Healthcare Workers Watch
https://healthcareworkerswatch.org
*savedrabusafiya.com
https://savedrabusafiya.com
*Physicians for Human Rights-Israel (PHRI)
https://www.phr.org.il/en/release-the-14-gaza-doctors
*AVAAZ/ FREE DR ABU SAFIYA!
https://secure.avaaz.org/campaign/jp/free_dr_hussam_abu_safiya
投稿元 @sirutobilla
https://www.instagram.com/p/Da1aQiagesP/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=NTc4MTIwNjQ2YQ==


