ガザの子どもたちに「希望のおうち」を――看護学生ヌールさんが立ち上げたケア施設建設プロジェクト

ガザ中央部で、子どもたちが安心して遊び、心を休められる場所を作ろうとしている22歳の看護学生がいます。彼女の名前はヌールさん。井戸水プロジェクトをはじめ、おむつ・冬服・食事の配布、太陽光パネルの設置など、次々とプロジェクトを実現させてきた現地の若者です。

必要な金額は約480万円。まずは建物設置費用にあたる400万円を目標に支援を募っています。

※冒頭の写真は、計画しているプロジェクトのイメージを示すための参考画像です。
写真に写っているすべての素材や設備がガザで入手できるわけではありません。
現地では、入手可能な木材やプラスチック、再利用できる素材を工夫して使いながら、できる範囲で実現していく予定です。

(呼びかけ人:古知屋恵子・榊原直美 / 協力:パレスチガ)

目次

ヌールさんからのメッセージ

キャンプの子どもたちの姿がずっと心に残っています。本当なら学校で勉強しているはずの子たちが、今は水を運んだり、避難所で並んだりしているんです。

だから、少しでも彼らが笑顔になれるように、遊んだりリラックスできる場所を作れたらいいなと思いました。木材や太陽電池など、あるものを工夫して使いながら小さな拠点を作る計画を立てています。

そこから、子どもたちに教育的で楽しいプログラムを提供したり、安心できる場所を作りたいです。そして、心のプレッシャーを少しでも和らげるような食べ物も一緒に提供できたらいいなと思っています。

持っている土地の一部(約250㎡)をこのために使う予定で、木とプラスチックの小さな建物、そして食事ができるエリアも作ります。残りの部分は、いろんな活動やプログラムに使えるガーデンにする予定です。

この場所は、ただ遊ぶためだけではなく、子どもたちに希望や安心感、そして前向きな気持ち、厳しい状況の中でも、子どもたちが子どもらしい時間を過ごせるようにしたいのです。

施設で予定しているプログラム

教育・創造活動
読書、絵画、塗り絵、創作ライティングなどのワークショップ。学習の遅れを取り戻すための学習セッション。衛生・環境・平和に関する啓発授業。

娯楽・スポーツ活動
ゲーム大会やレクリエーションデー。教育映画の上映会。アートコンテストや伝統的なダンスイベント。音楽や歌を通した活動。

心理・社会支援活動
専門家または訓練を受けたボランティアによる心理サポートセッション。絵画や遊びを通じた心のケア。母親同士が交流し支え合うミーティング。

季節・地域コミュニティ活動
祝日や国民的行事に合わせたイベント。子どもや若者によるボランティア・啓発キャンペーン。子どもたちの作品を展示するアート展示会。

期待される効果

  1. 地域の100人以上の子どもたちに、安全で希望に満ちた環境を提供する。
  2. 子どもたちと家族の間で協力と絆を育む。
  3. 子どもたちの学習・創造能力を高める。
  4. 地域社会に希望と前向きな精神を広げる。

必要な費用の内訳

現地で建設資材の価格を調べたところ、屋内スペースと庭を合わせた建設費に約20,600ドル、テーブル・椅子・照明・キッチン・トイレ・遊具などの設備・備品に約9,450ドル、合計約30,050ドル(日本円で約480万円)が必要です。

ヌールさんのこと

ヌールさんは今テントで生活しています。アパートの家賃が支払えなくなり、大学の費用もずっと滞納しています。それでも、困っている人を助けたいと動き続けています。このプロジェクト自体が、今のヌールさんにとっての「希望」です。

そして、現地の子どもたちや大人たちの笑顔の映像が届けられることが、日本で支援を仲介する私たちにとっての「希望」でもあります。

パレスチナの状況はさまざまなニュースの中に埋もれ、注目されにくくなっています。寄付をきっかけに、一人でも多くの方がパレスチナへの関心を持ち続けてくださることを願っています。

寄付の方法

ゆうちょ銀行からの振込

  • 記号:10200 番号:70958671
  • 名義:サカキバラ ナオミ

ゆうちょ銀行以外からの振込

  • 店番号:0二八 番号:7095867
  • 名義:サカキバラ ナオミ

ヌールさん個人への寄付も同じ窓口で受け付けています。その場合は振込時に「ヌール」とお書きください。

Paypay

詳細・最新情報はInstagramをご確認ください:@kininaru_news_

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